AlphaFoldology
創薬(dry)アドベントカレンダー 3日目記事。
昨年の CASP での無双ののち今年 OSS として公開され、一世を風靡している AlphaFold2。様々な応用や裏技が SNS 上で日々議論され、プレプリントもどんどん出てきている。
本邦が誇るタンパク質計算科学アルファツイッタラー @Ag_smith 氏はいち早く AlphaFold2 の複合体構造予測への応用をツイートで提案し、ツイートが論文に引用されるという事態を引き起こして今や AlphaFold学の国際的第一人者のうちの一人となっている。
AlphaFold2 can also predict heterocomplexes. All you have to do is input the two sequences you want to predict and connect them with a long linker. pic.twitter.com/BhmWcnlQed
— Yoshitaka Moriwaki (@Ag_smith) 2021年7月19日
そんな彼が AlphaFold2 の実装を読み解くために用意したナレッジベース、AlphaFold2 解体新書 がこちら。 www.af2anatomia.jp ※ 私がサーバー提供スポンサー💰
また、AlphaFold2 を使う上での tips 等を議論するためのフォーラムも実は用意してある。 www.alphafolder.jp
Twitter 上でそのままツイートしたり相談したりしたほうが手っ取り早かったりもするので、敢えてフォーラムを使うことで便利に議論が進むかと言うとなんとも言えないが、ツイートだとどうしても記録が散逸しがちなので備忘録用にでも使ってもらえるといいかもしれない。